虫歯と歯周病は何が違うのか?
虫歯…歯に起こる病気
歯周病…歯肉や骨などの歯周組織に起こる病気
虫歯はショ糖の摂取により
①歯にくっついている細菌が砂糖(主に発酵性糖質)を食べる
②細菌が砂糖(発酵性糖質)を栄養にして酸を出す
③酸により歯が溶ける
④虫歯になる
発酵性糖質が含まれる食品…ごはん、パン、小麦粉、はちみつ、イモ類、果物、砂糖、牛乳など
歯周病は食べ物を摂取した後
①歯と歯肉の溝(歯周ポケット)に細菌の餌となる(歯垢)プラークが溜まる
②プラーク=細菌の塊 除去できてないと一日のうちでも何百と増えていく
③歯周病菌がどんどん歯槽骨(歯を支えている骨)を溶かしていく。
虫歯と歯周病の共通点
・初期の段階は痛みがなく気づきにくい
・細菌が関わる
虫歯菌はストレプトコッカスミュータンス、、アクチノマイセス、ラクトバチルスなどが有名です。
歯周病菌は成熟した菌だとポルフィロモナス・ジンジバリス、トレポネーマ・ディンディコラなどが有名です。
口腔内細菌は他にも700種類ほどがいると言われています。
現在では歯磨剤や洗口剤に虫歯予防、歯周病予防に効果的な成分が含まれていますが、それだけの効果で予防するのにはとても心もとないです。一番大事なのは歯磨きで原因となるプラークを、機械的に、確実に除去することです。
効果的なブラッシング方法は個人のお口によって異なります。
カンドーレ歯科では丁寧にお教えいたします。
ぜひ効率の良い磨き方をマスターして、一本でも多く歯を残していきましょう!
虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
<分院情報>
さかもと歯科医院
四日市市JR富田駅から徒歩3分