水道水フロリデーションをご存じですか?
世界の多くの国で水道水に一定の濃度のフッ素(0.6~1ppm)が含まれていることを言います。
1945年にアメリカのミシガン州で初めて行われ、10年後の虫歯を50%から70%虫歯の予防効果があると結論づけられました。
子供はもちろん、年配の方への根面う蝕(歯肉退縮により歯の根っこがみえ、虫歯になってしまう)にも虫歯予防効果があります。
京都、沖縄、三重県の川越町で使用の経緯があります(現在では実施していません)
日本ではなじみがないですが、世界ではアメリカ、オーストラリア、ブラジル、香港など世界60か国以上3憶7000万人が使用しています。直接飲むだけでなく、料理を作る際にも使います。
アメリカではほとんどの国が参加しています。
日本人は毎日フッ素を摂取している⁈
フッ素濃度が高い飲食物
ほうじ茶、緑茶、ウーロン茶、紅茶(0.5~2ppm茶葉には100~400ppm)、
砂糖(0.4~2ppm)、
塩(0.5~3ppm)、
みそ(3~10ppm)、
魚介類(1~15ppmめざし、にぼし10~40ppm)、
海草(0.6~2ppm)など
日本人が日常よく口にしているお茶や魚介類は比較的高いことがわかりますね。
私たち日本人が毎日飲むお茶のフッ素の量としてはアメリカなどで行われている水道水に含まれているフッ素量と同じくらいの量です。
フッ素は虫歯予防にとても効果があります。
しかしフッ素さえ使っていれば虫歯にならないという考えは危険です。ブラッシングや食事、間食の摂り方などがきちんと管理されて初めて効果が発揮されます。正しい知識を持ってフッ化物と付き合っていきましょう!
その他、虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
<分院情報>
さかもと歯科医院
四日市市JR富田駅から徒歩3分
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