高齢者の特徴
・全身疾患に罹患していることが多い
・予備力が低下しており、負荷により異常をきたしやすい(ちょっとしてことで病気になりやすい)
・個人差が大きい
・服薬薬剤が多い
・生体防御力が低下している
・特有な疾患がある
・社会的な環境の影響を受けやすい
・認知機能の低下がみられる
などです。若い方にはぱっとイメージつきにくいですが、高齢者自身も自覚の薄い方が多いのが現状です。
実際生理的にも、味覚閾値の上昇(感じにくくなり濃い味にしがち)、唾液量低下(唾液が少量のため虫歯になりやすい)や嚥下機能の低下などがあげられます。
う蝕罹患率
6歳の虫歯になる率は約26年前では平均7.1本、10年前では平均2.4本、現在では平均1.2本と下がっていますがこれらの効果は定期的なフッ素塗布の効果と言われています。
成人の虫歯の本数もそれ以降50~60歳までは横ばいですが、70歳以上でまた増える傾向があります。なぜでしょうか。
それが唾液の分泌量や、手の機能の衰えなどで細かい動きができないことや、力が弱すぎるための清掃不良が原因と言われています。
定期健診の間隔
高齢者では以上の理由や義歯の使用で虫歯になりやすく、清掃不良による歯周病に罹患しやすいと言われています。
半年に一回は検診いかれている方ですと大変でなければ3か月に一回などにするなどにしてみてもいいかもしれません。
一番はお家での歯磨きが重要になってきますので、負担にならない磨き方、フロスなどの使用方法、歯の形状に合わせたお勧めのアイテムの紹介などをさせていただきます。ぜひご相談くださいね。
その他、虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
<本院情報>
さかもと歯科医院
四日市市JR富田駅から徒歩3分
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