カンドーレ歯科ではインプラントの上部構造の被せ物や、審美治療やメタルフリーでの治療ご希望の方にセラミックで詰め物や被せ物で治療させていただいております。
セラミックにも色々種類があります。よく使われるのはジルコニア正式には、二酸化ジルコニウムといい耐久性に非常に優れていますので人工ダイヤモンドとも言われております。もう一つe-maxはニケイサンリチウムを主材としたガラス系のセラミックです。強度はジルコニアには劣りますが透明感があり前歯によく使われます。
歯の硬さについて
物の硬さをはかる単位としてモース硬度というのがあります。1から10段階に分かれていて数字が高いほど硬くなっています。
例えば
ダイヤモンドがモース硬度10
ガラスがモース硬度5
鉄がモース硬度4
骨はモース硬度4.5
爪はモース硬度2・5
チョークがモースコード1とゆう感じです。
体の中で一番硬い部分が歯なのですが、その硬さは骨よりも固いと言われています。歯の中でも表面にある
エナメル質がモース硬度7で水晶と同じ硬さです。
象牙質はモース硬度6~7です。
そして人工ダイヤモンドと言われるジルコニアは
モース硬度が8~8・5です。e-maxは天然歯と同じくらいの7くらいです。
ジルコニア特徴
ジルコニアは酸に強く経年劣化しにくい材質です。陶器のようにツルツルしていますので汚れも付きにくいです。耐久性もあり審美面でも技工士さんの技術でいろいろな加工で自然な色調に再現できます。
e-max特徴
ガラス系セラミックのイメージ通り、透明感に優れており、天然の歯より美しく仕上がるとも言われています。光透過性が高いので土台の方もメタルを使わない治療が必要です。硬すぎず天然歯に近い摩耗性なので対合の歯に優しいです。こちらも陶器のようにツルツルで汚れも付きにくいです。