カンドーレ歯科では歯を抜いた後の治療としてインプラントと入れ歯の選択肢がございます。
作製について
入れ歯を一度作製すると厚生労働省の決まりで半年間は新しく作れない決まりがあります。
入れ歯は作製するのに保険、自費と関係なく約4回~5回程、期間にして1ヶ月超はかかります。
歯ぐきの状態も歯医者さんで型採りをした時の歯ぐきと10日後に来院された時の歯ぐきと違うので微妙な調整が必要です。
その5回ほどご来院いただく中で、口唇の分厚さ、舌の厚みや大きさ、左右どちら側で噛み癖があるのか、喋り方のくせ、歯の見え方、かみ合わせの高さ、頬の肉の厚み、歯の大きさ。。などDr.がみなければいけないところは書ききれないほど沢山あります。その中で患者様からのご要望も反映していけるようバランスをとりながら作成しております。
とくに機能面だけではなく歯の見え方、並び等審美面でのご希望はさかもと歯科医院でも特別多いように思います。
部分入れ歯には引っ掛けるバネが必要になります。なるべく見えないように作製しますが、安全に作るため国からの制約があり、限界はありますが少しでも理想に近づけるように作製しますので相談させていただければと思います。
作成後について
もちろん調整無しの入れ歯を目指して作るのですが、無理です。微調整は必ず必要です。
いきなり固いものから噛むと、入れ歯と噛み合う歯などは今まで使わなかったので全く力がかからなかった分、足などの筋肉と同じで筋肉痛のような痛みが出たりするので必ず柔らかいものから慣らしてください。噛む時の力の入れ方や、会話もリハビリの延長で使っていただいたほうが良いかと思います。
また入れ歯を落として割ってしまったり、ついお煎餅のような固いものを力いっぱい噛んでしまい入れ歯の歯がかけてしまったり、グラついていたご自身の歯が抜けてしまい歯を足して欲しいなど基本的には歯医者での修理は可能です。ですが入れ歯の金属であったり、あまりにも割れ方が大きい場合などですと、技工所に修理をお願いしますのでお時間が10日程かかる場合もございます。入れ歯はご自身の歯よりも4割くらいの力しか出ません。今まで通りのお食事内容でも、多少柔らかく、小さく、力いっぱいは噛まないなどの工夫が必要になってきます。
歯を抜いた後、どうしたら良いのかお悩みの方は、当院の無料相談にお気軽にご相談ください。