むし歯は進行度によって痛みの感じ方が違います。
初期のむし歯
溶け始めたエナメル質がまだ薄く、神経を刺激するほど深く侵食していない段階では、通常、痛みは感じないので、自分自身でむし歯があることに気が付かないことが多いです。
中程度のむし歯
むし歯が象牙質に達している場合、より強い痛みを生じ冷たい物、温かい物、甘い物で痛みを感じるようになります。
重度のむし歯
むし歯が神経に達した場合、ズキンとした激しい痛みを生じることがあります。むし歯がさらに進行すると根の周囲にも炎症が生じ、腫れや痛みが発生することがあります。
またむし歯で感じる歯の痛みにも種類があります。
冷痛 冷たい物がしみる
甘未痛 甘いものがしみる
温痛 温かい物がしみる
さらにむし歯が進行すると
自発痛 何もしていなくても痛い
咬合痛 噛むと痛い
むし歯の進行度合いによって痛みの感じ方が違います。
初期のむし歯は痛みを感じないので、ご自身では気が付かないことが多いです。
歯医者へメンテナンスへ行き、早期発見、早期治療を行うことがとても重要になります。
また、むし歯にならないことが一番です。日々の正しい歯磨きをしっかり行いましょう。
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