食いしばりや歯ぎしりをしていませんか?
長期間、歯に強い力が加わっていると、お口の中に様々影響が出てきます。
歯の摩耗
歯ぎしりをしていると歯が削れたり割れたりする可能性があります。また、強い力が加わることで歯ぐき近くの歯が削れてきて知覚過敏症の症状が出ることがあります。
顎関節の問題
食いしばりや歯ぎしりがあると顎関節に違和感や痛みを感じることがあります。朝起きた時に顎関節に違和感があるようでしたら、就寝中に食いしばりや歯ぎしりをしている可能性があります。一時的な違和感だけで落ち着けばいいですが、慢性的な痛みが生じる場合は専門医院での受診が必要となります。
口腔内組織の異常
骨隆起といい、強い力で噛みしめることで、顎の骨がお口の中でボコボコとでてくることがあります。特に問題がなければ痛みもないので治療の必要はありませんが、入れ歯や矯正装置が当たる等の問題が生じる場合は、口腔外科で削る必要があります。
食いしばり、歯ぎしりによる症状を予防するにはマウスピースが有効的です。
食いしばりや歯ぎしりを就寝中にしているとご自身では気が付かないこともあります。
定期的なメンテナンスへ来院する際は、そのような症状が出ていないか確認してみることをお勧めします。