氷食症(ひょうしょくしょう、Pica for Ice)は、非常に冷たい氷を大量に摂取する行動や癖を指します。これは特定の健康問題や栄養不良と関連することがあり、一般的には鉄欠乏性貧血などの状態に見られることがあります。
氷食症の特徴的な側面は、冷たい氷を噛んで食べることで満足感を得ることです。氷を食べる行動自体が強迫的に行われることがあり、一度この癖が続くと続発することがあります。
氷をかみ砕くことは歯にとってかなり負担がかかります
氷食症は以下の状況に関連している可能性があります:
鉄欠乏性貧血: 鉄欠乏性貧血の人々は、氷食症の傾向があるとされています。この癖は、鉄欠乏が身体のエネルギーレベルを下げるため、氷の冷たさによる刺激を求めることと関連している可能性があります。
ストレスや不安: 氷食症がストレスや不安の症状と関連していることもあります。氷を噛むことでリラックス感を得ると考えられています。
食物摂取異常症(Pica): 氷食症は、食物摂取異常症の一種とされることがあります。Picaは異常な物質を摂取する行動を指し、氷以外にも土や紙などの摂取も含まれる場合があります。
氷食症が栄養不良や基礎的な健康問題と関連している場合、医療専門家の指導のもとで治療が行われることが重要です。鉄欠乏性貧血などの根本的な健康問題を解決することで、氷食症を改善することが期待されます。個々の状態に合わせた適切な治療法を提供するために、医師や栄養士との協力が必要です。
その他、虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
<分院情報>
さかもと歯科医院
四日市市JR富田駅から徒歩3分
- この記事の関連ワード
- 氷食症